~経験こそ宝~

訪問看護ではケアプランに沿ったケアの実施はさることながら、ご家族様との関わり方の重要性を感じています。在宅看護では、病院とのケアに大きな違いがあると思いました。
それは、ご家族様との関わりです。在宅では特に重要であると痛感しました。
先月の訪問事例の中で、私はターミナルの利用者さんを数日間担当させていただく機会がありました。
女性の利用者様。ADLの低下により結果、御入院されました。
日々の訪問により感じたことは、利用者様はどうにかなるさと、構えられておりました。しかし、家族(夫)は在宅でのケアに対して緊張されておられる雰囲気であり、何をしていいかわからないもどかしさや、常に不安を感じながら生活されていられる状況であり、家族(妻)を家で看ることに対して、病状に対しての「知識不足」、「不安や焦り」、「今後襲ってくるであろう悲しみ」のようなお気持ちを沢山抱えながら、毎日を過ごされているご様子でした。
このような状況のご家族様へのケアが、ご本人様へのケアと同じく大切であるということに気づきました。
ご家族様の精神的な安定が、ご本人様へのより良いケアにつながることを痛感しました。
ご家族様のデリケートな気持ちへ寄り添うこと、支え導くような関わり方が、私の今後の課題として見えてきました。
ご家族様の心にどう寄り添うか、最期の時と分かっていても希望を捨てられないご家族様への心をどうケアするのか。ご家族様の精神的な不安を少しでも緩和するには、いつでも共に看ていく姿勢や、声掛けの重要性を感じました。そこで、ご家族様との信頼関係では、何でも話しやすい関係形勢が日々の訪問の中での何気ないコミュニケーションの中で少しずつ重ねていくことが重要であるということを学びました。
ターミナルケア(緩和ケア)に携わる経験が浅く、訪問看護師として存在する自分自身にとても不安を感じていました。しかし、先輩看護師の指導やカンファレンスに参加する等して、多くの方々との関わりの中で学ぶことができました。感謝致します。
今まとめ
最期の時と分かっていても希望を捨てられないご家族様の心をどうケアするのか。今後、看護していくうえで意識していこうと感じてます。
また、今回のご家族様はご自身の体調もやや崩しながらの介護であり、疲労やストレスなどを緩和するという点から、一時入院のような対応の選択肢もあることを知りました。
安心とは「しっかりとした根拠があり、お互いを信じる」状態のことです。
安心のケアを提供できるように訪問看護師として、スキルアップしたいと思います。
また、信頼とは「しっかりとした根拠がなくとも、お互いを信じる」状態のことです。根拠の有無が安心と信頼の違いになりますが、信頼して頂けるような人間として、看護師として、今後も努力を続けていきます。
このような学びを得ることができたハローナースステーションに感謝したいと思います。
この経験を宝にして、最強チームの一員として、務めて参りたいと思います。
尾崎 看護師
~コロナ過での生活が続いておりストレスや邪気を払いながら、ハローナースのみんなも頑張ってます!~
